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猫の為に寄付をして小さな命を救いたい気持ちになったこと

猫の為に寄付をして小さな命を救いたい気持ちになったこと

タイトルの通りなのですが、とある猫の団体に寄付することにしました。
この寄付という考えに至った経緯やお金の使い道などについて整理しながら記していきます。生き物や動物って可愛いですが、どんなに小さくても人間と同じ一つの生命がそこにあるという認識をもっておきたいものですね。


猫も一つの命

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小さな子猫を見た時にキュンとしますか?
あの小さな体で懸命に生きている姿やクリクリの目やおぼつかない脚を見た時に人は優しい顔になり守りたいと思うのではないでしょうか?多くの人は「カワイイ!」「萌える~」と笑みをこぼすでしょう。でもそれは人間の赤ちゃんに対しても同じような感情になりますよね?
私たちは本能的にそう思うのですが、どちらにしてもこの世に生まれてきた一つの命であり尊いものです。モノじゃないんです、コピーできないんです。人間も動物も植物だって同じ生物の中の1つだという認識でありたいものです。

色々調べていたある時、ある映像を見て猫たちが置かれている現状を知りました。それはとても悲惨なものでした。そういった愛護センター等の施設に勤めている人々の精神的な負担も計り知れません。猫達も人間も苦しい思いをしている。そんなことを考えていたら居ても立っても居られない気持ちになり自分にできることは何だろうかと問いました。現実的に施設に行って何か手伝ったりするのは難しい、しかし少しのお金で彼らの助けになるのであればと考えた結果、売上の一部を寄付することにしました。
少しでも彼らのためになることをしたかったのです。

寄付で救いたい想い

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今すぐ良いサービスを展開できるような万全な準備が出来ていない状況でしたが、寄付をするなら小さく早くが良いと思っていたのでまずは導入することにしました。それからアップデートしていけばいいと考えたのです。

そして自分に言い聞かせました。
「ほんの少しだけでもいい、見栄を張るな、今できることをしよう」と
そして絞り出した答えが売上の1%という金額でした。当方の商品、サービスの最安値は40,000円です。そのたった1%の400円の繰り返しで

・猫の保護をしたり
・餌代にしたり
・少しでも救えたり

出来るのです。とにかく彼らの為になれば・・・という思いがあり今回の決断に至りました。
正直に言いましてサービスを始めたばかりで安定もしていない状況なので売上は少しでも欲しいところではあります。しかし当方としては明日のご飯も食べられない状況ではないのです。明日生きられるか分からない彼らの為にほんの少しのお金で何とかなるかもしれないのであれば、喜んでお渡ししたいという考えです。

日本猫愛護協会 様に寄付したい旨をお伝えしたところ快諾いただきました。同サイト内でも寄付金によって沢山の猫たちが救えることも記載されており募集中とのことでした。

寄付で猫を助けられること

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実は知られていないだけで、少しのお金によって出来ることは沢山あるんです。
少し紹介させていただくと日本猫愛護協会 様(以下 同協会)の活動は会費や寄付金や支援物資等によって全て支えられているということがあります。誰かの為じゃなく猫の為に集まった"気持ち"で運営されているんです。本当に優しい気持ちによって支えられているのだと感心します。他にも猫の為の団体やコミュニティもインターネット上で目にしました。しゃべることが出来ない彼らの為に会話できる人間が支えている環境は素晴らしいと思いませんか?。
同協会のサイトに記載していることを一部参考にさせて頂き自分の言葉で寄付金によって出来ることを整理していきます。
これは他の団体などでも同じようなことが言えると思います。

寄付金の使い道について

●殺処分ゼロを目指す活動に使う

令和元年度の日本の猫の殺処分数は約27,000頭で、ここ10年間で3分の1ほどまでに大きく減少しています。
それでもまだまだものすごい数だと思いませんか?
世界では日本よりもはるかに処分が少ない国もあります。つまり、今よりも減らすことは出来るということです。
ゼロは簡単な数字ではありませんが、愛猫家や飼っている方や関係する全ての人の願いでもあります。

●不妊・去勢手術の支援費に使う

※不妊とは
メスのネコに卵巣や子宮を摘出する手術をします
約1万円から4万円+他諸々

※去勢とは
オスのネコに精巣を切除する手術をします
約5,000円から2万円+他諸々

※地域や動物病院によって差があり

処分を減らすためには不妊・去勢の手術を行って増やさないようにしなければいけません。メスは生後6~10ヶ月頃から発情期が始まり年2、3回のあるので屋外にいると他のオスと出会いどんどん産んで増えてしまうのです。一頭一頭にする必要があるのでどうしても費用は増えます。数を増やさない為にも、こういったところにも寄付金が使われます。ただ勢いで寄付しますではなく「しっかりと理解した上でお渡ししたい」そう考えています。

※下記にリンクを貼りましたので興味のある方は訪れてみて下さい。

猫も人間も同じ目線

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私たち人間には考える頭があるので○○の為に何かしてあげたいと考えます。しかし”人が守る”だけでなく逆に動物や植物に癒されたりして何かをもらっているのはむしろ人間側だったりしますよね。そういった考えからいくと実は目線は同じだったりします。持ちつ持たれつの関係ということです。ピラミッド型の上にいるのが人間で・・・といった考えではなくてサークルになっていて循環しているイメージです。SDGsにも関わってきますが「○○を守ろう」と掲げていて、その過程で実は人間が助けられているってこともありますね。
まとめになりますが寄付は優しさを形にしたもので誰にでも出来ると思います。一人一人の小さな優しさの集合で一つの命を救えたら私は嬉しいです。
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